ORIE 「みんなに見てもらえないと楽しくない」〜新メンバー加入と新作「SunsetSign」への思い〜

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2014年、飛ぶ鳥を落とす勢いで調子を上げて来た4人組男女ボーカルバンドのORIEだが、この9月に新ギターである辰己ケントが加入し、2nd demo『SunsetSigh』をリリースした。結成から約1年半が経ち、様々なオーディションライブで入賞を果たすなど注目を集めた彼らだが、新たなるスタートと共に生み出した今作の意気込みとは?そのチャーミングな音楽性と人柄の秘密に迫るべく、メンバー4人に話を聞いた。

取材・文:加藤彩可


「ORIE」は共通の友人の名前

―結成は去年?

松川育人(Vo/Gt):ORIEの結成は去年で、前身バンドがその前にありました。自分の受験があったことから結成だけして何も出来ずにいて、受験が終わってから活動を始めました。わかつきとは最初から組んでいて、ドラムのカイヅカくんは前身バンドの途中から入った感じです。

―ORIEってバンド名の由来は?

わかつき(Vo/Ba):共通の友達の名前なんです。

松川:語感のいい言葉ないかなって思っていたら、「オリエってよくね?」みたいになった(笑)。

―集まったきっかけってどこだったんですか?

わかつき:ライブに行っていた友達だったんです。私とムンくん(松川)が会ったのは、ROCKS TOKYOのDragon Ashを見ていた時だったよね(笑)。

松川:そうそう、大雨で客がみんな帰っちゃって(笑)、誰もいないエリアに行った時に仲良くなった。その後、閃光ライオットに行った時に同世代の子達がライブをやっているのを見て「うちらもやりたいね」って話していて、気がついたら一緒にバンドをやっていた(笑)。

―ではみんなルーツは近いんですね。共通で好きなバンドとかがいたんですか?

松川:いや、共通で好きっていうのは特にない。最近のフェスに行くお客さんと一緒で、ただライブが楽しいからポンポン遊びに行っていた感じです。

わかつき:うちらが高校生の時は9mm、時雨、テレフォンズとかを聴いていて、大体そのライブに行くとmixiで知り合った友達がいるんです(笑)。その中で知り合ったみんな。

意欲的な活動のきっかけはデモリリースとMV公開から

―今年2014年になってからMVやデモ制作、様々なオーディション系のライブでも入賞したりと、主体的に活動をしています。最近は意識して活動をしている?

わかつき:去年の11月に「汚れアリ」のデモを出したんですが、これで何もなかったら私はバンドを抜けようと思っていたんです。お金だけ飛んで行くライブは嫌じゃないですか。その時に丁度MASHが取り上げてくれて、その相乗効果じゃないけどUK(on the road)とかRO69 JACKが決まっていったから、特に意識してそうなろうと思っていたわけではないんです。

―辞めようと思っていた一番の理由は金銭的な面?

わかつき:お金がないと心が削られるじゃないですか(笑)。あと、普通に就職をしようと思っていたんです。だから一応したけど、楽しくなかった。やっぱり楽しくないことってやりたくないじゃないですか!それで就活も辞めたんです(笑)。

松川:わかつきが就活を辞めた時期とバンドが上手く行き出した時期が同じだったんです。図らずしてではあるけどバンドがいい方向に進んでいますね。

Gt.辰己の加入—バンドは性格重視

―去年の末に前のギターさんが抜けて、今年の9月に辰己さんが入るまではサポートを入れてやっていたわけですが、加入のきっかけというのは?

ダイキカイヅカ(Dr):僕とケントさんは高校が一緒で、先輩後輩だったんです。

松川:まずギターは絶対に必要だから探そうと思っていました。新しいサポートを探すことになった時にダイキカイヅカがやっていたもう1つのバンドが活休したんです。タイミングもいいし、声をかけてみようと思ってそのメンバーだった彼(辰己)に声をかけた。僕は正規のメンバーで入って欲しかったので、6月くらいからスタジオに入って、8月くらいに「もう入るっしょ?」的なことを言った(笑)。彼はユーモアに富んでいるんです。スタジオの雰囲気はすごくよくなりましたし、色んなことがスムーズに行くようになりました。それまでの雰囲気は重かったんですよね。曲を作るのは自分だけど、バンドを動かしているのわかつきなので、お互いの意図に沿わないってことでバチバチッと(笑)。

辰己ケント(Gt):性格も上手いこと合ったからね。

わかつき:年間計画とかを立てるのが自分なんです。うちは結構性格重視だよね。よくわたしと松川くんはぶつかるから、上手いことやってくれる人が他にいないとマジでバチッちゃう(笑)。