下北沢サーカスにて開催の「上海の夜♭2」にアリソネの村井亜里沙ら出演

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現代ジャズは多方面の音楽ジャンルと融合を行い、近年どこか曖昧なジャンルになっている。そこでジャズシーンの再構築を目指すべく立ち上がったイベント「上海の夜♭2」が2015年5月30日に下北沢サーカスにて開催される。

「上海の夜」とは1920年代にレオナールフジタがパリでオーガナイズしたと言われる舞踏会のことで、この情報は今現在インターネット上に全くない。

それから100年が経とうとしている今、21世紀のダンスパーティーとしてジャズシーンの目線から新しい「上海の夜」を作ることで、インターネットにおける情報収集の依存に疑問を投げかけ、さらには細分化したジャズの輪郭を見つめ直す試みが当イベントだ。

第一回目が立見御礼のフルハウスを記録し、第二回目となる今回はジャズギターからトラックメイカーへ転身したというユニークな経歴を持つBATICと、ex.Waterlily、現在はATLANTIS AIRPORTのsonezakiと共にアリソネとしても活動している村井亜里沙擁するnicaのアコースティックセット、そしてユニークな活動を展開する若手タップダンサーレオナと唯一無二のアライヴペインティング中山晃子をフィーチュアするジャズサイドからのプログレヒップホップバンドdffが決定している。さらにアートワークは此処でも中山晃子、題字は徳山史典が担当した。

「ニューチャプター」「今ジャズ」という言葉も生まれ、それらは昨今注目されているが、「ジャズ」という言葉の解釈は細分化の果てにニューオーリンズ/スウィング/ビバップ/モード/ファンク/クラブ/ヒップホップ/DJ/ダンス/昭和歌謡など全く異なるものになってしまっている。

この状況を主催である小池直也は「現行の「ジャズ」という言葉が抱える“バベルの呪い”」であると評する。バベルの呪いとは旧約聖書のバベルの塔のことで、「人間は何でも支配出来る神である」と言ううぬぼれから世界を混乱(バベル)させたという話だ。

ジャズという言葉に支配された現代ジャズシーン。ジャンルの壁が融解した今こそ、ゆとり世代の手でこれを集めて日本のニューチャプターを検討していく。是非とも目撃されてみてはいかがだろうか。

<予告>

<前回の模様>


▶イベント情報

  • 『上海の夜♭2』下北沢サーカス
  • 2015年5月30日(土)
  • nica(アコースティックセット) / dff ft.レオナ+中山晃子 / BATIC(DJ)
  • アートワーク:中山晃子
  • 題字:徳山史典

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