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[CHOUCHIN STAGE] セックスマシーン

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サウンドチェックから全開バリバリで、轟音を鳴らし、お客をいじり、会場の空気を自分達色に変えていく、神戸出身のロックンロールバンド・セックスマシーン。

ライブ開始前から全開の姿を目の当たりにして観客のテンションが上がっている中で、突如として【2001年宇宙の旅】のテーマ曲が壮大に流れ始め、期待感を煽る。そしてメインボーカルであるモーリーの叫び声が轟き、ヤバいステージが始まる事を観客全員が直感する。

サウンドチェック時の喋りが大人しく感じる程の怒涛のMCから、「サルでもわかるラブソング」がスタート。”オレ オマエ スキ”のコール&レスポンスがバンドと客の距離を近づけて、盛り上がりが加速していく。

そんな曲の最中であるにも関わらず、突然MCが始まり、メンバーが宣言した。<大人気ないライブをする>、そして<全員がゲストボーカル>である旨を叫びかけ、一曲目を切り上げて、次曲「君を失ってwow」へとシフトしていく。

ライブ定番曲である二曲目はシンガロングが一層大きくなっていく。そんな中、後方の盛り上がっていない気配を察知したのか、ステージを飛び出し、ゲストボーカルをドンドンと増やしていくモーリー。満足するとステージに戻り、次が最後の曲である事を告げて「響けよ我が声」を演奏し始める。

ロックバラードな最後の楽曲は小田原イズムの全体に届けるように、ゲストボーカルと共にじっくりと歌い上げられた。その光景の中には全てから解放された笑顔が溢れ、シンガロングしている人しかいない位に会場が一つとなり、彼らは舞台を後にした。

[Photo:ハヤシサトル Text:鷲津隼平]

■セットリスト
01.サルでもわかるラブソング
02.君を失ってwow
03.響けよ我が声


[UME STAGE] 川越CLEAR’S / 横浜CLEAR’S

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「お掃除」をコンセプトとし、日本各地で活動しているお掃除ユニットCLEAR’S。本日のUME STAGEには、川越CLEAR’Sと横浜CLEAR’Sの2組が登場だ。

前半は横浜CLEAR’Sのパフォーマンス。1stシングルの「ヨゴしたくないcry」はブラスサウンドが印象的なスカソングとなっており、リズムに思わず身体が動いてしまう。そんな心地よい曲をメンバーそれぞれのダンスをしっかり見せながら披露する。CLEAR’Sの中では3人組と人数の少ない彼女達だからこそ、一人ひとりのパフォーマンスに目が行くのだろう。

次に登場したのは6人組の川越CLEAR’S。10/21に発売する3rdシングル「答えしか知らないツライ」では6人分の声が重なることでパワフルさが強調されている。

最後は横浜CLEAR’Sも再登場し、9人で「ド・レ・ミ・ファンタスティック!!!! Summer Romance ver.」を披露。大人数でステージ上を縦横無尽に動きまわり、それに合わせてファンもフロア中を大移動。それを観ている観客も含めて、全員笑顔になる楽しいステージだ。
3人、6人、9人と人数が変わる中で、人数を活かしたパフォーマンスを披露したCLEAR’S。25分が一瞬に思えるような、飽きさせない工夫に満ちたステージとなった。

[Photo:ひらりい Text:荒池彬之(MUSIUM)]

■セットリスト
01 ヨゴしたくないcry
02 LOVE‼
03 ビ・ビ・ビ・ビューティー!!!
04 答えしか知らないツライ
05 ド・レ・ミ・ファンタスティック!!!! Summer Romance ver


[HIMONO STAGE] 吉河順央+柚餅子みこ

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秋葉原のカレー屋、カリガリから飛び出した吉河順央と柚餅子みこのユニット、通称”べしかわ”がHIMONO STAGEに登場。元々このステージには椅子がずらりと並べられており、着席スタイルでのライブとなる予定だった。しかし、開演前に柚餅子みこの一声で椅子を片付けることになり、スタンディングでのライブをする事に。

1曲目はウワサの鍋ソング「なべたべタイム」を2人でデュエット。サビでは早くも緑と黄色のサイリウムが焚かれ、ライブハウスのような一体感が生まれていく。続いて初披露された柚餅子みこのオリジナル曲は、この小田原イズムの主催者でもあるソライアオ木部氏提供の新曲(タイトル未定)とのこと。アップテンポで電波ソングらしいアレンジのこの曲への観客の反応はとても良く、会場である会議室が一気に秋葉原の空気に変わっていく。

そして、次の曲のイントロに大きな歓声があがる!LAZY GANGの名曲「Strawberry Fiction」だ!天才・吉河順央のボーカルで一気に会場の熱が上がる。彼女の歌には、やはり抜群の魅力があると思う。続けて披露された「Shout and Shout」のサビは、観客も一緒になって大合唱。

THE BLUE HEARTSのカバー「TRAIN-TRAIN」では2人とも客席に降りてみんなで輪になって歌い、最後はPandaBoY作曲の「NoisyHappyOrigin!」を披露して20分の短いステージを駆け抜けた。

カレー屋からやってきた2人組。そのエンターテイメント性はまだまだ未知の可能性を感じるので、10/18(日)に開催されるというカリガリ主催のイベントも要チェックだ。

[Photo:児玉駿介 Text:堀中敦志]

■セットリスト
01.なべたべタイム
02.新曲(柚餅子みこソロ)
03.Strawberry Fiction(吉河順央ソロ)
04.Shout and Shout(吉河順央ソロ)
05.TRAIN-TRAIN
06.NoisyHappyOrigin!


[HIMONO STAGE] ザ・ラヂオカセッツ

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アコースティックverで送るザ・ラヂオカセッツの1曲目は、美しいメロディーをアコギで奏でるカントリー調の「オンボロ」から始まった。着席スタイルで観ていると、バンドとの距離感が思ったよりも近い。

2曲目の「僕の部屋へ」では、クラップハンズで観客もリズムを取り、徐々に盛り上がりを増していく。ファンにお馴染みの「東京」を披露すると、通路の立ち見客も楽しそうに聴きいっているのが見えた。

コーラスの掛け合いも素晴らしく、観ている方もじんわりと温かい気持ちがこみ上げてくる。昔、音楽室で先輩のバンドを観ていた時の懐かしくて甘酸っぱい気持ちを思い出し、幸せな気分。柔らかい空気がHIMONO STAGEを包み込んだ、ザ・ラヂオカセッツのライブだった。

[Photo:児玉駿介 Text:ラフ]

■ セットリスト
01.オンボロ
02.僕の部屋へ
03.古いギター
04.東京
05.ミュージシャンになりたい
06.問題ないさ


[KAMABOKO STAGE] コドモドラゴン

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オープニングのSEが掛かると、色とりどりに光るアクセサリーをつけた腕が暗転したメインステージを照らす。アイドルもシンガーソングライターもジャンルレスに集まったこの小田原イズムの中でも、最も尖ったアクト、コドモドラゴンの登場だ。

小田原出身のVo ハヤトの<行くぜー!小田原ー!>という煽りとともにライブの始まりを告げるのは、最新アルバムからの猛烈なナンバー「砉」だ。早速ヘッドバンギングの波が巻き起こる。続く「RIGHT EVIL」のサビでは大きな声が上がり、会場の空気をじわじわと支配していく。

MCではハヤトが<偏見の嵐だと思うよ。中学生の俺なら気持ち悪いと思う。>と言ったように、確かにアウェイな環境ではあるものの、それでもバンドは一歩もひるまずに「RAD MUSIC!!」「DIVA」と繰り出していき、次第に前方のファン以外にもだんだんと手拍子が起こり始める。

媚びずに真っ直ぐに、ツインギターの重厚なバンドサウンドで誠実に勝負した5人の姿は、しっかりとこのイベントに爪痕を残したに違いない。

[Photo:小笹竜馬 Text:堀中敦志]

■ セットリスト
01.砉(ホネトカワトガハナレルオト)
02.RIGHT EVIL
03.RAD MUSIC!!
04.DIVA
05.WARUAGAKI


[CHOUCHIN STAGE]ザ・マスミサイル

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<なまっちょろいロックンロールバンド、ザ・マスミサイル始めまーす!>
“1.2.3.4いっせーのーで!”意識も高まってきたところで、アニメ【NARUTO】の主題歌「今まで何度も」だ。15年のキャリアは決してなまっちょろいものなんかじゃない。
続々と流れ込んでくる人の波。年齢層はとても幅広いものだ。私の隣にいるのはやっと歩いてる子の親子連れだし、前の方では輝く素敵な頭が見える。

<セックスマシーン、アイドル、ザ・マスミサイル…非常に混沌としております>カオスだけど、最高にいい顔している、みんな。

センチメンタルなピアノサウンドから<某レンタルビデオ店のレシートの大きく書かれた返却期限を見てポエムを書きました>その言葉が大きくのしかかる「311」。

同じような日々に辛さを感じることもある。しかし、同じ日、など一つとしてないのだ。色々あって、愛とか希望とか、そういうものが見えてくる。そういう強さを知っているから、一見マイナスに見える感情と知ることができる。ハッとした。

11/23から6日間連続で、15周年記念ライブを吉祥寺planetKにて行う。ぜひ全身で感じ取って欲しい。
そう、音出しが始まった時のことだ。前UMEステージ出演の青山☆聖ハチャメチャハイスクールMCより、<なまっちょろいギターバンドのリハやりまーす>クスリと笑う会場。演奏されたのは「夢と現実のハザマに完璧は必要ない」、もうその時点でこのライブがどれだけ最高かが確約されていた。

[Photo:ハヤシサトル Text:小此木愛里]

■セットリスト
01. いっせぇのーで!
02. 今まで何度も
03. 喫茶店ラヴストーリー
04. 311
05. キミノブブン
06. 教科書


[KAMABOKO STAGE] 2q1(ammoflight津久井)

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ボーカル・ギター・ベース・キーボードにDJという珍しい形態でライブを披露する2q1。その音は、言うなれば「地に足ついた宇宙感」という不可思議なものだった。

291(Vo)が腕をまっすぐに突き上げ、観客も各々の拳を挙げて飛び跳ねた「ロンリー・プラネット」でライブはスタート。セトコウタ(DJ)から織りなされる星の瞬きのような電子音がこのKAMABOKO STAGEをまるで銀河のように仕立て上げ、UK(Key)の柔らかな旋律がその世界をしっかりと支える。一方、ギターとベースのガッシリとしたサウンドはまるで地を揺るがすような轟音を響かせ、地球にいながら宇宙にいるような、そんな不思議な感覚を聴き手に与える。

そのサウンドの不可思議さもさることながら、観客との一体感も同じくらい強く感じられた。291が拳を挙げたら無数の腕が伸びてくるし、手拍子をしたら客席から大きなリズムが返ってくる。おそらく初めて彼らのライブを観た人もいるだろうが、そうとは思えないくらいの熱と一体感がそこにはあった。そしてその空間もまた、宇宙の星々のようにまばゆかった。

この体制になったのはつい最近とのことだが、バンドの出発にしてはかなりハイレベルなライブだったのではないだろうか。

[Photo:小笹竜馬 Text:笠原瑛里]

■セットリスト
1.ロンリー・プラネット
2.エヴァー・グリーン
3.orion
4.8.8
5.ギャラクシー


[MIKAN STAGE]THE 小田原スッキーズ

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タイムテーブルの中でもひときわ目立つバンド名。THE 小田原スッキーズは、山梨県の甲府を中心に活動するスリーピースロックバンドだが、溢れる小田原愛を抑えきれず、小田原イズムへの出演を直談判。何故か元の名前、the green jamboから小田原スッキーズに改名させられながらも、この度悲願の出演が決定したのだ。

<バンド名を取り戻しに来た>と言う彼らは、パンキッシュなギターと激しいシャウトで突き進む「クリア」や「ジャイアンの心」などの楽曲とともにステージ中に暑苦しくロックをまき散らす。しかしMCでは自分達のことを時折the green jamboと言い間違えながらも、山下(Vo/Gt)は<山梨と小田原どっちにしようか?小田原に引っ越したら引っ越し手伝ってもらえるんですか?>ともはや改名を受け入れようとしてしまっている。

<僕達もいずれ小田原でイベントが出来るようになりたい。そのために小さいことから始めていく。小田原イズムもきっとそうだったはずだろうから。>というMCの後の「ラブジェネレーション」はストレートなラブソングであり、小田原、そして地元を盛り上げようと10年かけて小田原アリーナへとたどり着いた小田原イズムへ捧げるかのようだった。

結局、彼らがバンド名を取り戻したのかは謎のままだが、バンド名がなんであれ、彼らが小田原を間違いなく愛しているということはその場にいた全員に伝わったはずだ。

[Photo:山下直輝 Text:荒池彬之(MUSIUM)]

■セットリスト
01 クリア
02 ジャイアンの心
03 ロングバケーション
04 プライド
05 ラブジェネレーション


[MIKAN STAGE] ナキシラベ

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ジャキジャキに歪んだギターであらゆる感情を全部ぶっ放してくるのが、ナキシラベ流のエモーショナルなロックだ。負の感情も正の感情も、とにかく全部一度音に変換し、開放する。そして岩崎友里恵(Vo/Gt)が透明感のある歌声で美しく歌い上げ、佐須宇京(Vo/Gt)との男女ツインボーカルで静と動の駆け引きを繰り広げるのが、とても痛快だ。

1曲目と2曲目は間髪を入れずに続けて演奏され、序盤から勢いがすごい。オーディエンスは両手をあげて飛んでくる音を全身で浴びまくる。「24/7」は“1 飛んで 3・4・5”という歌詞を7拍子で繰り返し演奏し、放出した感情をぐるぐると渦に巻き込んでいく。

〈言いたいことは1つだけ。かかってこいよ小田原!〉

友里恵の一言でさらに会場は湧き上がる。ドラムのツー・バスがドコドコと地響きのように響き渡り、そのリズムの上をギターが掻きむしる。とにかくエネルギッシュだ。

ナキシラベは小田原で活動するロックバンド。11月15日には小田原イズムを主催するライブハウス「小田原姿麗人」にてワンマンライブを行う。小田原のバンドとして、このイベントに対する最高のリスペクトを持って、身体の中が空っぽになるまで演奏し続けた。

[Photo:児玉駿介 Text:加藤彩可]

■ セットリスト
01.GHOST
02.24/7
03.enim
04.TRANSIT
05.naah

[HIMONO STAGE]湯野川広美(ジン ひいたん)

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ジンの紅一点のヴォーカリストひいたんこと湯野川広美が弾き語りで登場。ひらりとお辞儀をすると、<やってまいりました!HIMONO STAGE!戦う女に向けて作った歌を歌います。…男性はなんとなく聴いててください>と1曲目「剣姫」をスタート。強がっていてもホントは脆い乙女心を、むせび泣くように歌い上げる。

続く2曲目「言葉の向こうに優しさを」はカントリー調のギターフレーズに乗せて、言葉の持つ諸刃の力をひいたん節で語りかける。<始まった当初は小田原イズムがこんなに大きくなるなんて思いませんでした。>と感慨げに語るひいたん。エモーショナルな空気をそのままに<あなたの眠れない夜に、この歌がそばにあったらいいなと思って作りました>と「涙の河」を披露。指弾きで奏でられるアコースティックギターの音色が繊細なバラードだ。最後は<あなたの夢をあなたの気が済むまで走ってください>というメッセージから「ボーカリストの唄」。音楽活動の喜びも苦しみも詰め込んだナンバーを力の限り歌い切った。

<あと20年、30年、40年…このばあちゃんロックでカッコイイなって言われるようなボーカリストになれるように頑張ります!>と宣誓しギターを高く掲げ、笑顔で締めくくった。

[Photo:児玉駿介 Text:イシハラマイ]

■セットリスト
01.剣姫
02.言葉の向こうに優しさを
03.涙の河
04.ボーカリストの唄


[KAMABOKO STAGE]LACCO TOWER

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サウンドチェックの段階から、手加減なしにオーディエンスを躍らせていたのはLACCO TOWER。キーボードを擁した5人編成のロックバンドだ。

真っ赤な照明のもと、「林檎」でステージの口火を切ると、謡曲を思わせるメロディを、松川ケイスケ(Vo)が縦横無尽に動きまわり、哀愁たっぷりに歌い上げる。<俺たちがLACCO TOWERだ!小田原の力、見せてくれ!>とオーディエンスを焚き付けると、それに応える熱い拳が次々と上がる。その勢いで「奇妙奇天烈摩訶不思議」へ突入。重田雅俊(Dr)による地鳴りのようなドラムがさく裂する、焦燥感あふれるロックチューンだ。

そうかと思えば雰囲気を一変させ、3曲目の「非幸福論」は、真一ジェット(Key)による美しいピアノの旋律で始まった。<後半戦行きます!>と4曲目は「苺」。塩崎啓示(Ba)と細川大介(Gt)はステージを走り、真一はイスの上に立ち上がり、かわいらしいタイトルからは想像できない、ロックなパフォーマンスを披露。

そしてあっという間に、ラスト。「一夜」のイントロが鳴ると、オーディエンスから即座にハンドクラップが返ってきた。松川もオーディエンスに負けじと手を鳴らし、足を鳴らし、実に楽しそうに歌っている。最後は「小田原イズムに大きな拍手を!」と叫び、割れんばかりの拍手に見送られる形で、5人はステージを後にした。

[Photo:小笹竜馬 Text:イシハラマイ]

■セットリスト
01.林檎
02.奇妙奇天烈摩訶不思議
03.非幸福論
04.苺
05.一夜